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児童・生徒は、具体的な体験や事物とのかかわりをよりどころとして、感動したり驚いたりしながら、様々なことを考え、感動や驚きを深める中で、実際の生活や社会の仕組み、自然のあり方を学んでいます。そして、体験することによって得られた知識や考え方を基にして実生活の様々な課題に取り組み、自己を高めることによって、よりよい生活を創り出す「生きる力」の基盤を作ろうとしています。 最近の社会情勢などから、学校へ刃物を持ち込むことを制限しておりますし、鉛筆削り機の普及によって、ナイフで鉛筆を削った経験のない児童・生徒が圧倒的で、鉛筆削りのコンクールを実施しているというような例もあります。 |
1.「総合的な学習の時間」において指導していただく場合 平成14年度から始まる新学習指導要領に合わせて、各学校で試行が行われていますが、小学校における「総合的な学習の時間」では、「地域学習」に取り組む学校が多く見られます。その学習の中で、優れた技能を持つ方に学校へ来ていただいて、直接お話をうかがったり、指導していただくことも考えています。 中学校ではテーマとして「国際理解」、「情報」、「福祉」、「環境」、「人権」 を取り上げる学校が多く見られますが、各校独自の取り組みで、「ものづくり」を取り上げることも考えられます。 |
2.中学校「技術」「美術」「家庭」において指導していただく場合 教科の中での取り組みとしては、「技術」の授業の中で、その学校にある設備を利用して生徒に木工、金工、電気技術等の「ものづくり」を体験させることが考えられます。「美術」や「家庭」の授業として、伊賀くみひも、伊勢型紙、日永うちわ等伝統工芸品の製作、表装、和裁、菓子製造等技能・技術の習得に関して学習することができます。又、選択教科として少人数でも実施する場合が考えられます。 |
3.その他の教科等において指導していただく場合 理科や社会などの教科や、学校行事の中で「ものづくり」に関するお話をしていただいたり、社会見学・企業見学などの機会に「ものづくり」についてお話ししていただくなりすることも、広い意味で「ものづくり」のにつながると思われます。 小・中学校では、「ものづくり」に関する施設・設備が少ない上に、1時限が、小学校:45分、中学校:50分であるので実演等を取り入れていただく場合に特に注意をしていただく必要があると思われます。場合によっては生徒が企業などの現場へおじゃまする場合もあります。 |
4.指導していただく場合の方法等 |
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